館山湾、夏の風物詩を体験せよ!

房総半島釣行記

4連休最後のチャンス

オリンピックイヤーにつき連休が固まっている。その連休の初日に前回は行ったのだ。

初日に行くことの意味は、わかりきっている。

4連休にもう1度行きたいからだ。

本来ならば、金曜の夜に行きたかった。

しかし体力の回復が思わしくなく、体が動かない。

だから1日ずらし、ラストチャンスに賭けることにしたのだ。

どこへ行くかで迷った結果、、、

ラストチャンスって何?という感じだが、洲崎に通い1度も青物を釣り上げていない。

けっこう拘りがあって、絶対釣りたいと思っていた。だからヘビーショアジギング用のタックルは当然車に詰め込んだ。

メルカリで、65gのジグミノーも4個ほど入手していた。

で、どこぞの釣具屋のツイートを見ると、「本日ソーダカツオが。。。」という書き込みがあった。

「ついに来たか。。。」

ソーダは去年は来なかったと思っている。少なくとも自分は全然見ることが出来なかった。

そのソーダの季節がきたのだ。

このことは、今回の場所を選定するに大きな影響を与えていた。

家を出た時のタックル編成は、アジング、シーバス、ショアジギング、カゴ釣りの4種類のタックルを積んでいた。

今回は、白浜あたりの磯でカゴ釣りをやろうと思っていた。

だから「行き」の上〇屋で、コマセ1kgを3個と電気浮きの電池を買っていた。

24日土曜日お昼の12時頃。出撃。

京葉道路を走っている時に考えていた。

ソーダ釣りたい、ソーダ釣りたい、、、、

だがあの場所は鉄火場だ。徹夜組みが多数いる事だろう。

で、更に考える。

そうして閃いた行動パターンを実現するために、木更津南で高速は降りて君津の「第1フィッシング」に寄ることにした。

買ったのは、「ビク」「タチウオ仕掛け」

考えの結論は「夕マズメ」はサビキで小サバやイワシを釣る。

とにかく沢山釣る。

それが夜のタチウオのエサになる。

そうして朝マズメはソーダを狙う。

完璧なストーリーを考え、今日は砂置き場で心中する覚悟を決めた。

夕マズメ:コマセでサビキ釣り

到着は16時頃。全然夕マズメではない。カンカン照りの中、どこの場所が空きそうか物色。

見ての通り、砂置き場側は船が停泊している。

運が悪いと、徹夜明けの状態で目の前に巨大な船が止まる為、どかされることが当たり前のようにある。

だから奥に行ってはいけないのだ。

ちょうど、目の前のオジサンが「十分にアジを釣ったので止める」ということで入れ替わりに場所を確保できた。

このオジサン、アジ18匹釣ったそうだ。ちなみにこの16時という時刻で足元のサビキで小アジがけっこう釣れていた。見た感じ、セグロイワシ、アジ、小サバの順で魚影が濃い感じだった。

さっそく自分もサビキ仕掛けを、シーバスロッドで用意し始めた。

当初は全然釣れなかったのだが、日没前後で辺りが暗くなったら、小サバ、マイワシ、セグロイワシがバンバン釣れる。

買ったばかりのビクに放り込みエサを増やしていく。

セグロイワシはいつまでも釣れるのだが、真っ暗になるころには周りのサビキ釣り師たちは皆、電気浮きに切り替えタチウオ狙いになっていた。

夜釣りモード:タチウオ狙い

結局、夕マズメから翌朝までほとんどの場所は空かないよ、ということだ。

み~~~んな徹夜組み。(自分も含めて、、、)

やっぱ鉄火場だわ。

で、自分も周りも全然釣れる気配すらなかったのだが、21時頃自分がコンビニに行っている間に、1匹釣れたらしい。大騒ぎになっていた。

このときはいいなぁ、と思っているんだが。。。。

時刻は22時過ぎ、浮きが微妙に横移動している。

やがてゆっくり浮きは沈んだ。

キ・キタ━━(゚д゚;)))━━!!

「即アワセ」が厳禁なのでテンション掛けて魚が咥えている感触を楽しむ。

たしかに咥えている。

で、2分位まって餌を離しそうもないな、という感じのとき、

イッキに合わせるとすげー重み。しかもかなり締めていたドラグが出ていく。

え???タチウオなんて軽く寄るものでしょ、という横須賀の経験外の状況に戸惑いながら寄せてきて最後に抜き上げ。

あ、でけ~~~それに重い!!

サイズはF4ですかね。ほぼ1mあります。

横須賀ではF3位が多かったので、ワンランク上の大きさはけっこう魅力ですね。

引きもエラい強いです。

ちなみに餌は夕方釣り上げたイワシの半分に切ったものが成績が良かった。

13センチ位のイワシですが、半分に切って使っていました。

泳がせではないですよ。。。

で、30分後、再度当たりがきて合わせるも、抜けてしまいバラし。

しかもハリス切れ。

いつもならワイヤーを使うんですが、今回は即興のタチウオ仕掛けを店で買っているのでハリスがナイロンなんですわ。まぁ軽く切れる。

で、しばらく当たりも無くなりダレてきたAM1時過ぎ、

再度、浮きがゆっくり沈む。

テンション張って魚を確認し、イッキに合わせると再度ずっしりと重みを感じる。

これも同じくらいの大きさだな。

そして次はAM3時すぎ。

ここで時合いと言える当たりの状態になる。

3匹目、やはり大きさは1~2匹目とほぼ同じでデカい。

そしてすぐに4匹目も釣れた。(写真なし)

このあとも、頻繁に当たりがあるのだが、どうにも乗らず、やがて群れは離れていってしまった。

しかし、この群れが離れていったのはおよそAM4時頃。

東の空は、すでにやや明るくなってきている。

今日の本命は、ここから始まる。

時刻はAm4時過ぎ、数万匹のセグロイワシが館山湾に入ってきた。

辺り一面、イワシだらけ、これがいわゆる前兆モードだ。

朝マズメ:夏の風物詩:ソーダカツオがやってきた

時刻は5時前頃か、左方向の人たちがソーダを釣り上げ盛り上がり始めた。

でもこのときは、群れが小さくここから30分誰も釣れなくなった。

で、5時半過ぎごろから再度ソーダの大きな群れが入ってきて、もう辺り一面お祭り騒ぎ

20匹位の群れが2~3、走っていた感じで、バンバン釣れる。

自分はその中で全然釣れなかったのだが、フックを小さなメタルジグに変えたら1発でHIT。

キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

96MLのシ-バスロッドがノサれて全然寄せることが出来ない。

主導権をとられると、全然寄せられない位パワフルな引き。

これですよ!これ!!!

HITしたら、素早くゴリ巻き、ブチ抜き!!

自分は食べる分だけの4匹でAM7時、終了。

つまり、5時半位から7時までずっと群れがついていたんですね。

今日、来ていた人はほとんどの人がソーダを釣ることが出来たんじゃないかな。

捌きの刻

ソーダは35センチ弱位です。

タチウオは大きいもので1mチョイ

小さいモノでも85センチ位でしたね。

意外なくらいカマスが大きくて、、、40センチ弱です。

ちなみにこのカマスくん、やってくれました。

タチウオ仕掛けで油断があったのですが、

いきなりロッドが引き込まれまして、、、、

すかさずロッド(カゴ釣りタックル)はつかむことが出来たのですが、

竿立ての三脚と重しの水汲みバケツはそのときの勢いで海に落下。

沈んでいってしまいました。

ま、仕方ねぇわ。

あと、タチウオの棚とかですが、今回は1.5ヒロ~2.0ヒロという浅い棚でやっています。

なお、タチウオは自分以外では2名程が釣っていたのですが、ほとんどの人は3号~5号の仕掛けでやっているようです。

だから飛距離は20mも飛んでいません。

よくあれで釣れるなぁ、と思うのですが横須賀でも近距離戦がありましたからね。

そういうものなのでしょう。

でも、今回は自分の12号仕掛けの遠投に分があった感じでした。

さて、料理はどうしましょうかね。

ソーダはフライの1点です。それしか食べられない。

タチウオは天ぷらかな。

カマスは刺身でいいでしょう。

反省

今回は、当初に考えていた通りのストーリーを実現できました。

強いて言うならば、マイワシはいくつか持ち帰りたかったな。。。。

でもまぁ、タチウオ×4、ソーダ×4、カマス×1、これだけ釣れれば十分でしょう。

久しぶりに今回は楽しめました。

人気の場所は、人気があるだけの理由があり、それだけ「釣れる」ということですね。

各時間帯で全ての釣りで釣れていましたので大満足でした。

デハデハ

コメント

  1. つーぱぱ より:

    ソーダの季節ですが、私はタチウオが釣りたくなりました。久しぶりに週末出撃しようと思います。
    場所取れるか微妙ですが。

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