何故、いきなり新潟なのか?
私のブログを見ていただいている方は、少なからずアジングをやる人が多い事でしょう。
そしてアジング界隈で今、一番HOTな話題は新潟のデカアジだと思います。
すでに3月末位から新潟のアジは尺を超え40センチオーバーなんて情報が飛び交っていました。
新潟の具体的にどこで釣れているのかというのは実はシンプルにわかりやすい状況でした。
もう新潟県であれば、どこでも、なんて感じです。
糸魚川、上越を中心に寺泊、新潟市内、もうどこでもデカアジの情報が今も回っています。
しかし、気温水温が上がると収束してしまう、という話も聞いていました。
折しもこのGW期間は「行けるラストチャンス!」
最大の難所は帰省ラッシュです。
関越道は渋滞に巻き込まれると30kmクラスの渋滞になります。
それを避けつつ、どう楽しむか。
ツイッターのフォロワー様たちも今回はけっこう新潟に行っているようです。
彼らの行動も自分を後押ししてくれています。
過去にはホタルイカを取りに富山まで行くんですから。。。。新潟なんて全然OKですよ。
プラン
関越道を長岡で降りたとする場合、そっから近い港から巡回します。
北上か、南下か、
今回は南下するプランで行きます。
具体的には寺〇港から南下です。事前にグーグルMAPで全ての港をMAPに仕込んでおきました。
自宅を出発するのはかなり迷ったのですが、朝の8時半に家を出ることになりました。
この時間に家を出ると最初の港には13時には到着する計算になります。
そうなると、真昼間のアジングなんて成立するのかもわかりませんが、まぁ偵察がてらと思えれば、それもヨシかと思います。
なお新潟で釣れているのはデカアジだけではありません、サワラも今の時期の魚でかなり釣れているようです。
よって昼間はサワラ狙いのショアジギング、夕方から夜はアジングの両天秤作戦になります。
用意したタックル
アジング用
第1タックル>
ロッド:BREADEN TREVALISM KABIN 506TS-tip
リール:シマノ ソアレCI4 2000PGS
ライン:エステル:0.4号
リーダー:フロロ:1.5号
第2タックル>
ロッド:モーリス ヴィオレンテ アジングマスター VLSL-66AM-FS:
リール:シマノ:12アルテグラ C2000S
ライン:エステル:0.4号
リーダー:フロロ:1.5号
第3タックル>
ロッド:ゴールデンミーン;JJ-MACK R JMS-68-R
リール:シマノ 21アルテグラ C2000SHG
ライン:PE:0.2号
リーダー:フロロ:1.5号
ショアジギング用
第1タックル>
ロッド:ダイワ;オーバーゼア 109MH
リール:シマノ;13バイオマスターSW 5000XG
ライン:PE:3.0号
第2タックル>
ロッド:ダイワ:オーバーゼア 109ML/M
リール:ダイワ:20ルビアスLT4000CXH
ライン:PE:1.0号
寺〇港から巡回開始
都内から首都高速、外環道を経由して関越道を走り長岡で降ります。
ここから「〇泊漁港」まで30km程。下道で向かいます。
真昼間の「寺〇漁港」です。ここから巡回スタートです。
ここはフェリー埠頭(佐渡島へ行く船)があり、その脇でファミリーが多数釣りしています。
アジングをやっている人なんて誰もいません。
昼間は誰も釣れていないし、水色も良くありませんでした。
港内はアジングのポイントではないようです。
こっちだそうです。
ここの先端付近は鉄火場だそうです。
なお初めてここにきて、テトラの上からの釣りは相当怖いでしょうね。
慣れが必要です。そいういう意味では、偵察ができただけでもヨシとします。
もしこれから新潟に行く人がいたら、ここは鉄板だそうですから必ず行くようにとのこと。
40センチオーバーがかなり釣れたそうです。
ちなみに抜き上げの釣りじゃなくタモが必ず必要になります。抜くとほぼ全てのアジはテトラの中に落ちるそうです。
ここは夜に行きたいな、と思いましたが今回はパスしています。(上越巡回から戻るのが大変でした)
出雲崎海遊公園
次は、「出雲崎海遊公園」
いわゆるT型のヘッドランドです。
真昼間なのでやっぱファミリーだらけ。
でも夜になると案外良いのかもしれません。(なぜなら新潟の鉄火場はヘッドランドが多いようです。)
ここは沖に棒が刺さっているのが見える事から、相当浅そうです。
あまり期待はできませんが、駐車場、トイレ、があり休憩施設としても良いでしょう。
出雲〇魚港
次は、「出〇崎魚港」
堤防の根元から先端に向けて写真を撮っています。
先端まで行きました。
港内側は超浅く釣りになりませんが、外海側はテトラになっていて、そのテトラから釣りしている人が多数います。
外海側テトラは、沖テトラもあり、テトラで挟まれて運河みたいになっています。
まぁ昼間は釣れるものじゃないですが、夜に期待できるでしょう。
柏〇漁港
次は「〇崎漁港」
写真左側に白い色とかの車が多数止まっているのが見えると思います。
夜はここに来ました。(あとでreportしています。)
港内側は足場も良く、潮も流れていて良い感じです。
なお常夜灯はスロープにしかなく最奥なのでそこへは行っていません。
昼間の偵察で夜にも来て打ってみよう、となった唯一の場所でした。
なお釣り人は奥の堤防の向こう側にかなりいるようでした。
大〇漁港
堤防上に糸が沢山いますね。
皆、手前の策を乗り越えて行っています。
あまり多くは語りませんが、新潟の港はかなりが立ち入り禁止になっています。
表示もどこにでもあります。
ましてや堤防外海側は例外なくテトラで、そのテトラに乗って釣りしている人が多数です。
これはカゴ釣り師もアジンガーもショアジギンガーも皆同じでしたね。
ここ〇潟漁港は外海側にはテトラはありませんね。。。
今回の本命_黒〇突堤
いわゆるヘッドランドです。3本あり、南西(直江津港に近い方)が、鉄火場のようです。
自分は、車を止める都合上、一番北東のヘッドランドの先端に行きました。
ここはアジングでもサワラのショアキャスティングでも実績が多数ある鉄火場です。
アジンガー、ショアジギンガー、カゴ釣り師がいりみだれ、結局バカスカ釣っていたのはコマセを使うカゴ釣り師だけでした。
ここで自分は、明るいうちはショアキャスティング、夕マズメからアジングにしましたが、まぁ全然なんも釣れませんよ。
今回、サワラを釣っている人は見ることは出来ませんでした。
コマセのカゴ釣り師は尺クラスのアジをバカスカ釣っています。
キャスト距離は目の前10m程度ですけどね。
切れ藻がかなりウザいです。特に夜アジングでは致命的で藻にかかるとほぼロストです。
よって外海側でアジングする人はほぼいません。
アジンガーはヘッドランドの内側でやっていましたね。
自分はここでのアジは釣れませんでしたが、お隣のアジンガーはポツポツでしたが暗闇の中アジを釣っていました。
そう、ここでは常夜灯のアジングではなく、暗闇の中でのアジングになります。
ワームがどこにあるのか全然見えませんので、状況がわかりませんが、地元アジンガーはどこでどの方向に、レンジも熟知しているので、初見の自分が釣るのはけっこ厳しいものがあります。ボトムとるとほぼ1発で根掛かりするし、闇の中ではラインの動き自体が見えないので何しているのか全然わからん状態です。
ここの〇井突堤では相当期待していたのですが空振りに終わり、新潟アジングでボウズの文字がチラつくようになってきました。
しかも、この突堤で転んでけがするわ、タモは無くすわ(帰りに見つかりました)もう散々です。
サーフの中の突堤は砂もあり、敷石に膝を強打し、まぁしばらく動けませんでした。
黒〇突堤で終夜やってもいい、という思いがあったのですが思ったように釣れないんで移動です。
有〇川漁港
港の入口、すなわち港の最奥に常夜灯があります。
かなり期待感一杯なので少し打ちましたが自分も先行者の方々も釣れていた様子は感じませんでした。
なお、ここだけは風が強くてアジングがやりづらかったです。
他はどこも無風に近い状態だったんですけどね。
能〇漁港
第2本命かなと思っていたのですが、港の造りが複雑で奥の潮通しが悪そうなところ程、常夜灯があります。
4つ並んだ常夜灯の下では船の間でキャストはできそうですが、港の中でも奥の方なので潮通しはかなり悪そう。
港入口に近い所は、この常夜灯の裏側にあります。
そちらは釣り人でいっぱいでした。
〇崎港に戻ってアジング
この段階でAM0時過ぎ、まだまだ時間はあるのですが、あまりに釣れない釣りに既に嫌気がさしていて、既に気持ちは「東京へ帰りたい」「渋滞に巻き込まれないうちに帰りたい」です。
で、昼間偵察していて夜にも来てみたいな、と思わせた柏〇漁港に再度向かうことにしました。
ちなみに能〇漁港から柏〇漁港まで70kmあるので高速使っての移動です。
夜の柏〇漁港の写真はありませんが、、、、
先ほどの車が多数止まっていた当たりに行くと1名のアジンガーがいました。
彼に声をかけると、集魚灯を使ってアジングしている。
しかもデカアジ(35センチ位)のアジがバケツに入っている。
ご本人に了解を取りお隣に入れさせて頂き、色々話ながらアジングしていました。
先の寺〇港の話はその時の話題です。寺〇が人でいっぱいで入れないので柏〇に来たそうです。
そして集魚灯は〇泊スタイルなんだそうです。
釣れているんだから正解なんでしょうね。
で、釣れている、アジがいる、という確信さえあれば、あとはいつものアジングスタイルでやるだけです。
コン!というHITで、早速GET。
ん?デカくないよ。20センチ位なんじゃないの?
まぁ、新潟アジング最初の1匹目が晴れて釣れました。
で、間もなく2匹目、
う~~~ん、まぁデカいけど23センチ位。普通サイズですね。
このあと、もう1匹釣れましたが18センチ。
さらにもう1匹釣れましたが、今度は豆サイズ。。。。おいおい。。。
でもまぁ、釣れただけマシです。
ボウズで帰る事を覚悟しましたからね。
アジはちゃんと締めて持ち帰ります。(豆はリリース)
撤収
やがて柏〇の彼は引き上げ、集魚灯が無い状態では魚も散ってしまったようです。
さすがにこの時間(AM3時)に寺〇に行くのはハバかられたので、今回の新潟アジング遠征はこれで終了としました。
この時刻に帰り始めれば渋滞に巻き込まれることはない、ということで無事、朝の9時には小岩に到着しました。
反省
Am3時に撤収だったのですが、持って行ったアジングタックル3つが全てライントラブルで釣りの続行が不可能になりました。
まぁバックラッシュの嵐、リール内部のラインが表に出てきて複雑にからまっているとか、ライントラブルが連発すると、「もういいや」ってなります。
黒〇突堤でコケた膝は超痛いし。。。
なんかもう散々って気分でした。
一方、アジングだけ見ると確かに新潟はデカアジがいて釣れているということも確認できましたし、この雰囲気は是非一度味わってみて頂ければと思います。
できれば、なるべく1人ではいかずに現地ガイドがいると回り道しないで良いかもしれません。
自分だって同じ港内でも釣れる場所、釣れない場所があるのを知っている事同様に新潟でもそういうものだと思います。
ただ外側テトラでの釣りは十分に気を付けたいですね。
そういう意味ではヘッドランドの釣りは高さが無いので安全安心ですが、必ずスパイクが必要です。波をかぶる敷石はコケでツルツルでコケている人を見かけました。
あとサワラはこれからスタートなのかもしれません。
なんでも5月が最盛期だそうですから。
あとデカアジはそろそろ終わるとの話もありました。夏になり水温が上がると終わるようですね。
裁きの刻
房総ならサイズ的には十分なんですが、、、、デカアジ求めて新潟に行ったハズなので
ちょっと残念な結果ではありました。
今回は全部刺身で頂きます。
ま、是非皆さんも新潟に行ってデカアジを経験してみましょう!!!
まだ間に合うぞ。
※今回はいつもと勝手が番うのでポイント名は一部、伏字にしています。
(すぐにわかっちゃうと思いますけど。。。。)
デハデハ、、、
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