金町:一条流がんこラーメン 金町:2025年7月8日追記、2025年7月15日追記、

ラーメン

グランドオープンは25年6月20日

前日の6月19日がプレオープンだと思いました。
イケるかな、、、と思いましたが混んでいるのは嫌なので、あえてスルー。
そろそろ落ち着いているだろうと思い、7月1日の昼に行ってきました。
ちなみに先週、25日頃にも行ったのですが、混みすぎでありましたので、店前まで行ってスルー。
並びは、店内で7~8名が並び、それ以上は店外に並ぶようです。
つまり店内並びは、外観からではわからない、店のドアを開けないとわからない、ということなんです。
これは結構困るんだな。。。,

一条流とは。。。

まぁあえて多くを語るまいではありますが、その昔、一条さんという方がオープンしたラーメン屋だそうです。
その後、そのラーメン屋から味、製法を引き継いだ方々が暖簾分けをしていき、各地で「一条流」の看板を掲げたラーメン屋を見ることができます。
自分は「行徳店」「南千住店」「立川店」、傍流で「盛」
この辺は行きました。

南千住:宗家一条流 がんこラーメン 南千住店

立川_元祖一条流 がんこラーメン 立川たま館分店

「盛(さかり)」

一条流がんこ11代目

ちなみに四谷店には行ったことがありません。
何度言っても、店に着かないんです。それくらい「わかりにくい所」にあるようで店を見つけられません。(3回行って、3回とも見つけられなかった。)

で、一条流がんこラーメン 金町である。

一条流がんこラーメン 金町→食べログ

後述するが、かつて金町の隣町である青砥に「一条流がんこ」がありました。
その青砥の「がんこ」は約30年前に閉店してしましましたが、
いつの時代も「がんこ」は「がんこ」、変わらない味なのだろう、と思っていましたが
意外な結果になっています。

場所は、金町駅の北口から少々歩いたところ、

東京都葛飾区東金町1-39-1

入り口にはこんな看板もある。

まず、ですね。。。
この屋号を示す黒い看板にドギモ抜かれました。
一条流といえば、「看板無し、屋号も出さない、営業しているかはドデカイ、牛コツがぶら下がっているか。。。」だったのですが、
その(いわゆるこれまでの)常識を打ち破った、普通の店構えの店になっています。
まぁ考えてみれば、牛の骨がぶら下がっているのは11代目の行徳店位なもので。。。
立川、南千住と、新しい「がんこ」は看板もあるし、牛骨は下がっていないし、時代とともに変わっていくのでしょうね。
それはラーメン自体にも如実に表れていると感じました。

入店

店内はカウンターのみの8~9席程。
客が座るカウンターの後ろに並びに人が立つ感じ。
入って左側に券売機。

これまでの常識なら「スペシャル」は全部入りなんでしょうね。(違うかも。。。)
「純正100ラーメン」ってなんだろうか?
「こってり」「あっさり」は伝統のメニューなので想定通りのモノなのでしょう。
当然、「こってりしょうゆ」にすべきところを何故か興味をそそられ「純正100ラーメン」にしてしまいました。

「純正100」ってなんだよ。。。全く味の想定ができない。

テーブル上には、コショウ2種類、唐辛子、醤油、です。
あと、なんかネギのトッピング小皿を持っている人がいました。私の目の前には無かったんですが注文品かな?

「立ち」で待っている人用のお茶、麦茶のようです。

さて、そろそろきますかね。。。。

着丼

なんというか、いわゆる「自分が知っている一条流がんこ」とはかなり違うものが出てきました。

まず、スープですが、完全に想定外。
なんか貝出汁っぽい味わいの「にごり系」です。いわゆる牛出汁澄み系ではないんですね、これだけかもしれませんが。。。

まぁ、味わいは旨いですよ。ちゃんと旨いです。
そしてチャーシュー。完全に赤身のチャーシューです、トロトロ感ゼロ。
これはちょっとビックリしました。完全に想定外。これまでの一条流とは全然違いますね。
麺は、極細でややウェーブがかかっている黄色い麺。麵箱には「サッポロ麺フーズ」と記載があります。
そして茹で加減はかなりの硬め、これはイイ感じです。

そしてなんと悪魔肉が入っていました。
いわゆるばら肉スライスの甘辛煮つけかな。。。これが旨いんですよね。。

と、いうことでこの「がんこ」は、四谷、立川の流れをくむ店なんだろうと思いました。

古い系列の「がんこ」には悪魔肉とか「にごり」なんて無いもんね。

ま、これも今回頂いたのは「純正100」なんだからかもしれません、
通常の「こってりしょうゆ」を頂いたらまた違う「がんこ」を見せてもらえるのかもしれませんね。

次回は「こってりしょうゆ」を頂くことにしましょう。

※「こってりしょうゆ」ではなく「ってりしょうゆ」ですかね、

もっとも、「がんこ総本家」ってかなり実験的な店舗で色んな具材で出汁とっているし、
そこに定番とか決まった味なんて無いのかもしれません。。。

回顧録

「一条流がんこ」というと、自分との出会いは約35年位前の青砥店になる。
この店を友人に紹介され、かなりの驚きがあった。
そもそも店の入り口がわからない。そこが店かどうかもわからない、
営業しているかどうかの判別は店の軒先に巨大な牛の骨がぶら下がっているかどうか。。。。
メニューも独特で「こってり」「あっさり」の2つしかない。他の選択肢は無し。
座ると「どっち?」と聞かれるだけ。わかったの返事すらない。

麺の茹で時間は1分もしない。すぐにでてくる。
巨大な薄いチャーシューはトロトロ、スープは薫り高くしょっぱい。
麺は極細の縮れ系、、、

この青砥店には、結婚前の嫁さんと結構行ったものだ。
その後、この青砥店が閉店してからは、秋葉原の末広町のがんこに通った。
ここも青砥とほぼ同様。違いは場所柄か、券売機があり「ちょってり」と塩があったこと、
この末広町店には、まこちゃんも一緒に連れて行ったなぁ。

この時代の思い出があるので、今どきの「がんこ」には、かなり違和感を感じるのだが、
それも時代の変遷というものだろう、
今どきの「がんこ」を楽しむとしましょう。。。

一条流がんこ、用語について

「一条流がんこ」には各種の単語があり
・純正:基本のスープを使ったラーメン
・不純:基本のスープに色々出汁、スープを混ぜて(追加)しているもの、
・上品:クリアで洗練された味わいの清湯(ちんたん)スープのラーメン
・下品:複雑で濃厚な旨味を持つ白濁したスープのラーメン、多種多様な食材を長時間煮込む
・100:下品のカエシを入れない出汁のみのスープを指すようです。「下品」のタレ無しを「100」と呼ぶ
以上、Google_Geminiより

まぁ、マニアじゃないとわからんわな。。。。

20250708追記:純正上品ごってり醤油ラーメン

7月8日(火)の昼に再度、「金町がんこ」をリピートしてまいりました。
今回の注文は当然、「純正上品ごってり醤油ラーメン+味玉」です。

なるほど、、、「見た目」的には相当自分が知っている「一条流がんこ」に近いです。
具材は、チャーシュー、焦がし葱、葱、メンマ、海苔、小松菜、そして追加の味玉ですかね。
背油も「ごってり」の名前の通り、たくさん入っています。
麺は極細の固茹で、これですね。
スープも自分が知っている「一条流がんこ」の味わい、
これですねぇ、やっぱ「がんこ」というとこれなんですねぇ。

チャーシューは、赤身と脂身のバランスがかなり良いところの肩ロースあたりかな?
赤身もパサパサしていなくって実にジューシーな歯ごたえで、このチャーシューは絶品でしたね。
小松菜は「がんこ」には違和感かと思いましたが、歯ごたえが良く、良い箸休めになっています。

なお、ちょうど客の切れ目だったので、店のオヤジに「がんこって全国に何軒ほどあるんですかね?」と聞いたら
「10軒位あると思います」って回答がきました。

そうか、10軒位あるのか。。。いつの日か全国制覇したいなぁ。。。

ごちそうさまでした!!

2025年7月15日追記:チャーシューつけ麺

さて、一条流メニュー制覇まであと少し、てな訳ではありませんが、3回目になります。
初回は「その日の特別麺」、2回目は「いつもの麺」、3回目は後から追加メニューになった「つけ麺」としましょう。

この「つけ麺」は開店時からしばらくはメニューになかったものです。
なぜ無かったのか?との理由なんて客側である自分には知る由もなかったんですが、
完成度の問題があったのかな?と感じた。
それくらい自分には「異質」を感じた結果になった。

まず「つけ麺」は自分がこれまでに行った一条流の店で普通にある。しかしそれらの店では「つけ麺」を一度も食べたことは無かった。
そういう意味では一条流の「つけ麺」のスタンダードを知らないので、比較対象の無い今回は率直な感想になる。

初回に行ったときにはなかった「つけ麺」が追加になっている。
実際にはこの「つけ麺」はチャーシューの量で3段階の構成になっていた。

つけ麺:950円、半チャーシューつけ麺:1100円、チャーシューつけ麺:1300円、

今回は「チャーシューつけ麺:1300円+味玉:150円」としました。

まずビジュアルなんですが、まぁ「つけ麺」って元々こういうものだよな、と感じるその姿。
麺は、平打ちの中太麺。ツルシコ系。
太いがゆえに固茹でにはなっていない。普通の茹で加減。これはこれで食べやすかった。
麺は(並で)250gと、どっかに書いてあった。

ただこの麺、、、、ビジュアル的にどうだろうか?と感じる。
チャーシューとか味玉とか、麺の方に乗せた方が良かったのではないか?なんて感じたのだが。。。
ちょっと麺のビジュアルが寂しい。かなり寂しい。

一方スープの方だが、入っている具材は、チャーシュー(小型のが6~7枚でさすがに多い)と煮卵、他、葱、メンマ、背油が少々という感じか、
普通の「つけ麺」ではないので、チャーシューが多いのと、味玉を追加しているので、それらを差し引くと
案外、具材は寂しくなるのではないかと感じた。

普通のラーメンの方には「焦がし葱とか小松菜」があったのと比較すると、金額的に同額な部分は麺の50g増量にすべてが集約されているのだろうと思わせる。
なお今回はチャーシューを多くしたので、これがけっこう麺を浸けるには少々邪魔な感じもした。
スープの味わいとしては、そんなに濃さを感じはしなかったが、通常のラーメンスープよりは濃いかな、という程度感。
口に含んだときは実に香ばしい強い香りがする。
チャーシューは見ての通り、完全赤身の部分で歯ごたえ系ではあるが、味は良く染みていた。

カウンターの棚にあった「醤油」瓶に入っているものは実はラーメンのタレ。
今回、これを結構入れさせていただいた。
つけ麺は、やはり濃い目の味わいが食べやすい。
終盤には「酢」も少々入れて味変もしてみた。これもかなり酢との相性は良い。

最後に、今回の「つけ麺」はちょっと欠点も感じられるものもあった。
麺をスープに入れないので、どうしても冷めるのが早い。
その冷めた麺がスープに入るとスープの温度を下げてしまう。
麺の量が多いこともあり、中盤にはかなり「ぬるい」つけ麺を食べることになってしまう。
これはどんなものかと思う。
一条流にはラーメン3悪「ゆですぎ、ぬるい、薄い」があるので、ぬるくなりやすい「つけ麺」は難しいんだろうなぁと思わせられる。
他、スープが清湯系であるため、どうしても麺へのスープのからみが弱い。
「つけ麺」というと魚介系のドロドロスープが多いが、それは「それなりの理由」があるのだなと、あらためて感じる。

いずれにしても「一条流がんこラーメン:金町店」は一通りメニューを頂きましたので
一旦これで記事的には今回で終了にします。

なお今日は混んでいて5~6名の並びになっていました。
ほとんどの人は純正100ラーメンを注文していて、人気の程を伺わせます。

次回行ったら、「塩のごってり」か、セコガニとかシジミにチャレンジするとしよう。

ごちそうさまでした。

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