グランドオープンは25年6月20日
前日の6月19日がプレオープンだと思いました。
イケるかな、、、と思いましたが混んでいるのは嫌なので、あえてスルー。
そろそろ落ち着いているだろうと思い、7月1日の昼に行ってきました。
ちなみに先週、25日頃にも行ったのですが、混みすぎでありましたので、店前まで行ってスルー。
並びは、店内で7~8名が並び、それ以上は店外に並ぶようです。
つまり店内並びは、外観からではわからない、店のドアを開けないとわからない、ということなんです。
これは結構困るんだな。。。
一条流とは。。。
まぁあえて多くを語るまいではありますが、その昔、一条さんという方がオープンしたラーメン屋だそうです。
その後、そのラーメン屋から味、製法を引き継いだ方々が暖簾分けをしていき、各地で「一条流」の看板を掲げたラーメン屋を見ることができます。
自分は「行徳店」「南千住店」「立川店」、傍流で「盛」
この辺は行きました。
ちなみに四谷店には行ったことがありません。
何度言っても、店に着かないんです。それくらい「わかりにくい所」にあるようで店を見つけられません。(3回行って、3回とも見つけられなかった。)
で、一条流がんこラーメン 金町である。
一条流がんこラーメン 金町→食べログ
後述するが、かつて金町の隣町である青砥に「一条流がんこ」がありました。
その青砥の「がんこ」は約30年前に閉店してしましましたが、
いつの時代も「がんこ」は「がんこ」、変わらない味なのだろう、と思っていましたが
意外な結果になっています。

場所は、金町駅の北口から少々歩いたところ、
東京都葛飾区東金町1-39-1
入り口にはこんな看板もある。

まず、ですね。。。
この屋号を示す黒い看板にドギモ抜かれました。
一条流といえば、「看板無し、屋号も出さない、営業しているかはドデカイ、牛コツがぶら下がっているか。。。」だったのですが、
その(いわゆるこれまでの)常識を打ち破った、普通の店構えの店になっています。
まぁ考えてみれば、牛の骨がぶら下がっているのは11代目の行徳店位なもので。。。
立川、南千住と、新しい「がんこ」は看板もあるし、牛骨は下がっていないし、時代とともに変わっていくのでしょうね。
それはラーメン自体にも如実に表れていると感じました。
入店
店内はカウンターのみの8~9席程。
客が座るカウンターの後ろに並びに人が立つ感じ。
入って左側に券売機。

これまでの常識なら「スペシャル」は全部入りなんでしょうね。(違うかも。。。)
「純正100ラーメン」ってなんだろうか?
「こってり」「あっさり」は伝統のメニューなので想定通りのモノなのでしょう。
当然、「こってりしょうゆ」にすべきところを何故か興味をそそられ「純正100ラーメン」にしてしまいました。
「純正100」ってなんだよ。。。全く味の想定ができない。



テーブル上には、コショウ2種類、唐辛子、醤油、です。
あと、なんかネギのトッピング小皿を持っている人がいました。私の目の前には無かったんですが注文品かな?

「立ち」で待っている人用のお茶、麦茶のようです。
さて、そろそろきますかね。。。。
着丼
なんというか、いわゆる「自分が知っている一条流がんこ」とはかなり違うものが出てきました。


まず、スープですが、完全に想定外。
なんか貝出汁っぽい味わいの「にごり系」です。いわゆる牛出汁澄み系ではないんですね、これだけかもしれませんが。。。
まぁ、味わいは旨いですよ。ちゃんと旨いです。
そしてチャーシュー。完全に赤身のチャーシューです、トロトロ感ゼロ。
これはちょっとビックリしました。完全に想定外。これまでの一条流とは全然違いますね。
麺は、極細でややウェーブがかかっている黄色い麺。麵箱には「サッポロ麺フーズ」と記載があります。
そして茹で加減はかなりの硬め、これはイイ感じです。
そしてなんと悪魔肉が入っていました。
いわゆるばら肉スライスの甘辛煮つけかな。。。これが旨いんですよね。。
と、いうことでこの「がんこ」は、四谷、立川の流れをくむ店なんだろうと思いました。
古い系列の「がんこ」には悪魔肉とか「にごり」なんて無いもんね。
ま、これも今回頂いたのは「純正100」なんだからかもしれません、
通常の「こってりしょうゆ」を頂いたらまた違う「がんこ」を見せてもらえるのかもしれませんね。
次回は「こってりしょうゆ」を頂くことにしましょう。
※「こってりしょうゆ」ではなく「ごってりしょうゆ」ですかね、
もっとも、「がんこ総本家」ってかなり実験的な店舗で色んな具材で出汁とっているし、
そこに定番とか決まった味なんて無いのかもしれません。。。
回顧録
「一条流がんこ」というと、自分との出会いは約35年位前の青砥店になる。
この店を友人に紹介され、かなりの驚きがあった。
そもそも店の入り口がわからない。そこが店かどうかもわからない、
営業しているかどうかの判別は店の軒先に巨大な牛の骨がぶら下がっているかどうか。。。。
メニューも独特で「こってり」「あっさり」の2つしかない。他の選択肢は無し。
座ると「どっち?」と聞かれるだけ。わかったの返事すらない。
麺の茹で時間は1分もしない。すぐにでてくる。
巨大な薄いチャーシューはトロトロ、スープは薫り高くしょっぱい。
麺は極細の縮れ系、、、
この青砥店には、結婚前の嫁さんと結構行ったものだ。
その後、この青砥店が閉店してからは、秋葉原の末広町のがんこに通った。
ここも青砥とほぼ同様。違いは場所柄か、券売機があり「ちょってり」と塩があったこと、
この末広町店には、まこちゃんも一緒に連れて行ったなぁ。
この時代の思い出があるので、今どきの「がんこ」には、かなり違和感を感じるのだが、
それも時代の変遷というものだろう、
今どきの「がんこ」を楽しむとしましょう。。。
追記
「一条流がんこ」には各種の単語があり
・純正:基本のスープを使ったラーメン
・不純:基本のスープに色々出汁、スープを混ぜて(追加)しているもの、
・上品:クリアで洗練された味わいの清湯(ちんたん)スープのラーメン
・下品:複雑で濃厚な旨味を持つ白濁したスープのラーメン、多種多様な食材を長時間煮込む
・100:下品のカエシを入れない出汁のみのスープを指すようです。「下品」のタレ無しを「100」と呼ぶ
以上、Google_Geminiより
まぁ、マニアじゃないとわからんわな。。。。



デハデハ
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