釣行記:初釣り、乙浜港の朝マズメはアジの回遊でお祭り状態

房総半島釣行記

はじめに

皆さん、こんばんわ!

2021年、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

「1年の計は元旦にあり」ということで、元旦早々釣りに行くことにします。

12月の房総半島は乙浜漁港の朝マズメ、アジ回遊の噂でもちきりでした。

どこ行っても、誰と話しても「乙浜の朝マズメが釣れている。。。」との話です。

前回、前々回等、夜中に乙浜へ寄りましたが、全然入れる隙間がありません。

鉄火場状態。

入れないのだから、噂の朝マズメは見ていませんでした。

で、今回、「行こう!」となった訳です。

出撃

出発は元旦の14時半。

今回は、いつものアジングタックル、シーバスタックル、サーフタックル以外にも

サビキタックルを用意しました。

約10年前に2~3000円で買った、3m60センチのサビキ竿。

リールはPE3号を巻いたレブロスMX3500、

サビキ、電気浮きは手持ちにいくらでもありました。

コマセカゴが無かったので上州屋でコマセ(いわゆるアミ姫タイプ)とカゴを買います。

17時ごろ、乙浜漁港に着きます。

乙浜港

かなり混んでいますが、夕マズメは場所を選ぶ模様。

釣れている所と釣れていない所がハッキリしています。

釣れている所は、暗くなるほど、灯の下。すなわち常夜灯の下です。

自分も常夜灯の灯が効く所に入り、ポジションキープします。

まだ17時なんですけどね。

風はほとんどありません。

夜の釣り

満潮は夕方、干潮は夜中0時前後、満潮は7時半。大潮後の中潮

アジングには最適な環境。

で、早速投げたら、1本HIT

あっという間に1匹釣ったのですが、後が全然続きません。

常夜灯の真下の方々は、けっこう釣っています。

コマセにサビキですが自分はコマセの量が少ないので、(アミ姫1.5個分)

節約で夜中はコマセは使わずアジングで遊びます。

全然釣れないんですけどね。。。

時々、近くの白間津港に行って、1時間ほど投げますが、ここでも無反応。

いや、バイトはあるけどフッキングしない。

で、21時頃にはコンビニに行って食糧買い込み、車でTV見ながらウトウトします。

でもなかなか眠れず、1時間毎に外に出てアジングタックルでキャストするも当たらずで夜明けを待ちます。

朝マズメ

時刻は4時半。

場所だけとって車の中にスタンバイしている方々が出てきます。

魚群回遊予想時刻はおおよそ5時半。

そしてその5時半を迎えようとしたそのとき、、、、

突然の西風暴風

すっげー風。おそらく10m位の風です。

突然きました。

そして全然釣れない。

全然ですよ。。。。

やがて6時過ぎ、空が明るくなるころにようやくスタート。

祭りの開始。

皆さん、サビキでバンバン釣ります。

私も、いくらか釣れました。

祭りは8時頃まで続き、終わりました。

空は明るく、もう全然釣れません。

思ったよりアジは小さいです。

そしてサバまじりで、このサバは23センチ程。かなり良い引きをしますが、

サバは元気が良すぎて、釣るたびにサビキ仕掛けをグチャグチャにしてくれます。

結局私はアジ4匹、サバ4匹の計8匹でした。かなり少ないほうです。

効率よく釣っている人は、30匹位釣っていた感じです。

釣れるのはもう完全に足元。

タナは適当ですが、ほぼボトムを上下に脈釣りの要領です。

元旦の夜だから空いているかと思いましたが、全然空いていません、考えが甘々でした。

そして暴風はどうしようもありません。

サビキ仕掛けは、この暴風環境下では、足元しか落とせませんでした。

この暴風は7時位まで続き、それ以降は、弱風~強風を繰り返すような感じで最後まで風は吹いていました。

このためアジングは全然、話にもなりませんでした。残念だったよなぁ。

出会い、、、

そして今回、ちょっと楽しい出会いがありました。

時刻は3時頃だったか。。。。わずかな空きスペースに1名入ってきました。

女性なのですけどね。

この方と、帰るまで話っぱなしでした。

後ろ姿ですが、、、(掲載は、ご本人の了解済)

彼女の名誉の為にも、あえて書きますが、激寒い状態なので着ぶくれしていますが、コートの中にプロマリンのフローティングベストを着ています。

ですので、超着ぶくれして見えますが、素敵な方でした。(えへっ!!)

なんでも、元旦の日に、友人から乙浜でアジが釣れている旨を聞いて、その足で釣り具一式買ってきて乙浜に来たんだそうです。

必要な釣り具は、釣具屋さんで聞いて片っ端から買って今回全て新規に用意したようです。

(その行動力がスゴい。。。。)

買ったのは、サビキ用竿一式(ロッドと糸付きリール、サビキ仕掛け一式、アミ姫、フローティングベスト、そして何故かメタルジグ)

で、ほぼほぼ釣りビギナーさんって感じでサビキ釣りをやったことないようで、「教えてください!」となりましたので、色々教えました。(教えられるほど自分もサビキ釣りの経験は無いのですけどね)

そしたらお礼に!!!って、このメタルジグを頂いてしましました。

どうやら館山ヤックスの福袋のようで、メタルジグ10個で500円だったそうで買ってしまったとのことでした。

ちなみに彼女の持っていたタックルは1.6m位の長さのサビキ竿なので、このメタルジグは全然投げられませんが。。。。

なお朝マズメの彼女の釣果は、アジ、サバそれぞれで計7匹。けっこう釣れましたね!!!

喜々として持ち帰りました。きっとおいしく頂いていることでしょう。

色々情報交換もしましたので、またどこかの釣り場で再び会える事を非常に楽しみにしております。

捌きの刻

サバは全て味噌煮、アジは刺身で頂くために下ごしらえをしました。

アジは今夜、サバは明日頂きます。

反省

突然の暴風で全てオジャンです。

逆隣には、昨日も来た!という地元の方がいましたが前日はバカスカ釣れたようです。

また他の人は、朝マズメで3桁釣果もあったと言っていました。

(ファミリーは数名でやっているので今回も50匹位釣っている人はいます)

場所取りは、超熾烈です。

2mの空きスペースがあったら、必ず誰かが入ってきます。

そういう場所です。

入られても、あまり影響はありません、足元の釣りですから。

あと、国道側は常夜灯がありますが、常夜灯下は夜中でもポツポツ、コマセのサビキで釣れています。

サイズ的には20センチない位ですが、、、、

場所取りのコツとしては、エアーポンプに釣ったアジを入れている人は、夜明けまでその場所でやることは無い感じです。

泳がせの為に釣っているので、朝マズメは他のヒラメや青物が期待できる所に移動してしまいます。

そういう意味では、一晩観察したこともあり、けっこう場所は空きましたね。

(正月だから、というのもあるかもしれないが。。。。)

あと正月でも高速の館山出口の所のマリンスポット釣吉は、元旦から営業していました。

24時間年中無休だそうです。他にもヤックスも時間帯によってはやっていた感じですね。

考察

さて効率よく釣っていた方の観察ですが、

①コマセカゴ

布製の網は良くありません。水中に入れた瞬間に拡散してサビキに魚がからみません。

コマセの出る量を調節できるプラスチックのカゴが圧倒的に良い感じでした。

②浮き釣りが良いのか?

自分は電気浮きにしていましたが、隣の彼女はボトムを叩く脈釣りです。

隣の地元師は7連サビキの下に重り付きのカゴ付けて脈釣りでした。

③一番釣れていた組み合わせは。。。

もう圧倒的にトリックサビキにプラスチックカゴを付けていた方々ですね。

トリックサビキ、もう圧倒的です。

アジもサバも鈴なり状態でした。(仕掛けはグチャグチャになっていると思いますが。。。。)

④タナは??

脈釣りですとボトムですが、周りを見る限りオールレンジの感じでボトムとか意識の必要もありません。

魚がそこにいれば、入れた瞬間に喰います。

⑤遠投の必要性は?

全くありませんでした。魚は足元を回遊します。

遠投カゴ師も、時合いのときは遠投タックルは使っていませんでした。(効率が悪すぎるからと思われます)

でも、投げていれば釣れていました。

⑥サビキの種類は?

自分は、緑色(スキンとか種類はわかりませんが、、、、)のを使っていましたが、喰いは悪かったです。

女性も、地元師もピンク系を使っていて、よく釣れていました。

まぁなんでもいいとは思いますけどね。

さて、、、、、、

徹夜組みもかなりいて、場所取りは超熾烈ですが、朝マズメのアジサバの回遊はかなり魅力ですし、

このお祭りを是非皆さんも経験してほしいです。

永遠に釣れ続く訳はありません。いつかは終わります。

終わる前に是非、乙浜に行きましょう。

なお、釣れる場所は今回の自分は国道側の降りる坂下の常夜灯付近で最高の場所でしたが、

港内突き当りの最奥でも、対岸の向こう側でも釣れているようです。

国道側は車を止めるのは、ほぼ夜の間は困ることはありません。(止める所が沢山ある)

でも、対岸の方は、車は入れないし、道路沿いに止められるのは台数が限定されるので結構難儀かもしれませんね。

今回、それなりに乙浜で楽しめましたので、自分は「場所取りに一晩必要」な乙浜は、朝マズメの祭りが抜けるまで再度行くつもりはありませんが、

行く人は、必ず朝マズメは乙浜で心中の覚悟で行きましょう。

必ず釣れると思いますし、存分に楽しめると思います。!!!

デハデハ

↓ ポチッと一発!


にほんブログ村

にほんブログ村 料理ブログ 男の料理へ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログ B級グルメへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました