ジグ単からの脱却
自分なりに「アジングとはジグ単の釣り」だと思っている。
0.6gとかのジグヘッドで水中をフワフワさせて、微かな当たりを逃さずフッキング。
そういうのが楽しくてアジングをやっているのだが、最近行き詰まりを見せている。
釣れる場所がよくわからん、というのは元々だが、それ以上に近距離戦ならジグ単で十分に楽しめるが、遠距離戦になったときに、キャロの釣りはどうにも苦手、というのがあった。
キャロを使うと3gとか5gの錘を中間に入れる。
沈む速度も速いし、デッドスローの釣りができない。
と、いうこともありフローターに着目してみた。
いわゆるフローターです。フローティングとスローシンキング。
サイズ感的には、8g、11g、16gがある。
11gが一番使いやすいと思う。(フローティングのフローターは今回は未使用)
で、振り返った時に自分のタックルではこれらフローターを使えるロッドが無かった。
無理すればシーバスロッドでもイケるのだろうがMAX15gというのがアジングロッドでは一つのカテゴリーを形成しているので、このMAX15gを投げられるアジングロッドを吟味し、
いや、全然吟味していない。
高いロッドとのウエイトの差だけみて、コストパフォーマンスでこれを選んだ。
おそらく使用頻度はそんなに無いと思っているので高価なモデルが買いにくい。
このロッド、12000円程度ですがなかなかイイ感じ。
ということでこのロッドを使いたくて今回出撃です。
折しも外房のアジはサイズは豆なれどけっこう釣れている情報もある。
それ以上にカマスがどこでもかなり釣れている。
まぁ、カマスでもいいんです。釣れれば。。。。
出撃
1月6日金曜日、普通に仕事でした。だから18時頃に外房へ向けて出撃。
20時半頃、岩和田漁港に入る。
状況は、大潮、下げ7分という感じ。
岩和田の中央突堤常夜灯周りは、水がない。激浅くなっている。底が見えているじゃん。
先行者1名。彼も「何も釣れません」と言っていた。自分も釣れる雰囲気を全く感じない。
数投して移動。
新官漁港へ、、、
新官漁港もこの潮位では外側テトラは水位が低くて話にもならない。
仕方なく、中央突堤常夜灯下に行くが珍しく誰もいない。
ここでニュータックルを出してキャストしてみた。
リールは21アルテグラC2000を使用、ラインはPE0.2号、
PEとリーダーの結束部分にフローターを入れてそっから1mほど垂らして0.6gのジグヘッドをつける。
第1投で「プチッ!!!」
PEの劣化か重さに耐えられなかったのか。。。
買ったばかりの16.5gのフローター1つ、いきなりロスト。
もうこの時点で帰りたくなった、、、
ここでもなんの反応も得られず、川津はやはり水位が低いのでパスし、結局勝浦漁港へ行く。
勝浦漁港
着いた時にはすでに22時位。
あれ?思いっきり釣り場が空いている。もうガラガラと言っていい。
何かあったのかな?というくらい誰もいない。
さすがに角はアジンガーが占拠していたので自分はその隣に入り、少し話し込みながらキャスト。
角のアジンガーさん、アジ釣れています。思いっきり豆アジ。ポツポツのペース。
自分は、、、、
ロッド:DAIWA 月下美人AJING78ML-S
リール:SHIMANO 21アルテグラ C2000SHG
ライン:PE0.2号
ジグヘッド:自作0.53g、ワームはミニキャロスワンプ‗クリア
スローシンキングフローター:11g使用。
ポーンと力を入れずに30m程キャストして30秒ほど沈めて。。。
超デッドスローリトリーブ(超遅く巻かないとすぐに浮いてしまう)
今日は、このタックルを中心にやってみよう、
で、さらにここではもう2匹。カマス(約23~25センチ程)を釣り上げ計3匹を釣りましたが全部リリース。(朝までの間で、どっかで更にカマスは釣ると思っていたので。。。)
自分はアジは全く釣れませんでした。
今日はニュータックルを使うということもあり、アジには拘らずカマスで楽しもう。
とは思うものの、、、鴨川へ向けて要所要所で巡回して行きます。
松部漁港、鵜原漁港(入ることもできなかった。。。)、小湊漁港(相変わらず閉鎖)、
とか色々回って偵察して鴨川漁港へ。ここはカマスとなると今日の本命でしょう。
鴨川漁港
事前情報ではカマスが釣れているのは間違いがない。
それも30センチサイズ。タイミングは昼間だったり、夕方だったりで以外に朝マズメに釣れていない感じ。
時刻は既にAM2時頃ですが先端は常夜灯が消えているので、途中の点いている常夜灯の近くでキャスト。
直ぐに結果がでます。
タックルは先と同様。
まぁ、釣れますね。
感覚的には群れでの回遊があり、回遊に当たるとパタパタッと釣れて群れがいなくなると沈黙。
これを繰り返しって感じ。
フローターを使っていましたがジグヘッドは3gの重めを使い、ワームはダイソーワームです。
適度に飽きずに釣れるという感触でした。
夜明け前(5時半位)になり、釣りしている場所が漁網メンテナンスをするということで、漁船が多数停泊するようで、ここを撤収。
朝マズメはお隣のフィッシャリーナに行きます。
常夜灯は公園側は終夜点いていないので夜間はここへは来ません。
朝マズメをフィッシャリーナで打つのは初めてです。
ソゲ!!!2枚ほど釣れました(リリース)
明るくなるとわかりましたが、どうやらアジは公園側では全然釣れず、マリーナ側と中央突堤でバカスカ釣れていましたね。向かい側の方々は実に楽しそうでした。
こっちは全然釣れない、というのは公園側はコマセの釣りをやっている人が少ない感じ。
アジンガーは魚を寄せませんからね。これは仕方ない結果なのでしょう。
各漁港風景
意外なくらい、明るくなってから漁港を巡回するのはほとんどしてこなかったので、たまには明るい時間帯で巡回してみました。
鴨川漁港先端>
だいたい7時半位でしょうか、一見釣れそうな雰囲気なのですが港の中の船はほとんどエンジンをかけていてバンバン漁船が出たり入ったりしていて釣りどころではありませんね。
昼くらいにならないと落ち着いて釣りはできないでしょう。
今回は、漁協がかなり忙しなく動いていて船の動きがかなりありました。
(明るい時間帯の鴨川漁港の動きを自分が知らないだけかと思うが。。。。)
前原フィッシャリーナ>
すっかり日が出ています。正面の公園側はほとんど誰もいません(釣れないから)
人が多いのは左手前の突堤先端部分です。ここだけで20人位がひしめき合っています。
なんとなくですが、公園側は日陰になっていて魚はどうも日なたの方にいる模様。
(多人数によるコマセでの寄せだと思われます。)
もうこうなるとアジンガーは手も足も出ない。
勝浦漁港タンク前>
時刻は8時半位でしょうか、釣り禁止時間帯ですが、少数の人が釣りしています。
この時刻になるともう何も釣れないようですね。
ほとんど釣りしている人は少ないです。
朝マズメにアジを大量に釣った人が内臓処理していました。
裁きの刻
お持ち帰りはカマス6匹。
自分で捌くのでこのくらいの数で十分です。4匹は干物で干しておりますよ。
最大30センチ位。このサイズ感ですと食べるところが十分にありますね。
(私はアレルギーで食べられませんが。。。。)
反省
まず今回はジグ単の釣りは全くでした。まぁそれはいいでしょう。
フロートの釣りは、なんとなくですが感覚は掴めてきたかな、と感じてはいますが難しいですね。
と、いうのもスローシンキングは確かにスローに沈みますが、リトリーブ、巻きの釣りをしようと思うと直ぐにフロートが浮いてしまいます。
フロートの下1m程度リーダーをつけているので、ザックリ感ではフロートの下70cm位をテレテレとジグヘッドが移動している感じです。
この辺の感覚が全然わかりません、巻きの釣りをするとフロートがどのレンジを移動しているのかがわからないんです。
思っている感覚よりもだいぶ浮いている感じです。
ある程度慣れたらガン玉を打ち沈降速度を早くしてもいいかなと感じます
それでも巻きでの浮き上がりは顕著なものがありますが、使いこなせれば遠投してもボトムのデッドスローとかができるようになりそうで、けっこう期待しています。
一方、ニューロッドの「DAIWA 月下美人 AJING 78ML-S」ですが、今回はPEラインでしたが、まぁ普通に使えました。
楽天最安で、しかも送料無料です。おそらくここだけです。 |
ウエイト的には上位グレードと数グラムしかかわらないのですが、ブランクスの張り具合が少々ダレを感じますかね。
このダレが10g以上のルアーだと気になります。
軽めの3gとかを単体で投げている分には気になりません。
その辺は値段相応なのでしょうが、カマスをやる分には全く問題ないでしょうが、
豆アジをこのタックルで釣りたいですね。このロッドでジグ単をやる気はないので、そのときはエステルラインの太目を使うか、シンキングPEかの選択を迫られそうです。
最もPEは細くなるほど劣化の影響が如実に出てキャスト切れが頻発するので、あまり使いたくないかなぁと感じます。
エステルだと、太くても0.4号か0.5号か。太目のエステルを探します。
今回、PEの劣化が気になってしまい、あまりチカラを入れてキャストはしませんでしたが、それでも30m程度は普通に飛距離が出ます。
ただ30m程度では遠投とは言えないので、なんとか飛距離重視でラインシステムを見直し目一杯の力でキャストできるように工夫をします。
フロートは19gも用意はしていたのですが、今回は使用しませんでした。
次回はシーバスロッドかなにかで19gのフロートにもチャレンジしてみたいと思います。
デハデハ
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