釣り好きなら絶対必要!誰でも出来る車載ロッドホルダー作成方法

タックル

まずは考える

「車載ロッドホルダー」、、、車に釣り具を積み込み移動する釣り師なら1度は考えると思う。

ルアー、エサ釣り問わず、車の天井からロッドをぶら下げる形で数本積む込みができるもの。

専用品から汎用品、自作まで色々あり、値段も様々、

おそらく「カーメイトのロッドホルダー」これが頂点に君臨している物。メーカーWEBでは車に適合しているか調べることもできるので、自分の車に適合した商品を買えばいいのだが、アダプターも必要になり、2万円では足らないのだ。

う~~ん、、、、値段もけっこうするな。なかなか買えない。。。。

一方自作派も普通に存在し「ロッドホルダー自作」で検索すると、いくらでも情報は出てくる。

ほとんどの自作ロッドホルダーは「つっぱり棒」に「洗濯ハサミ」等を使っていて、100均で道具が揃えられるのだが、美観という面では、かなり厳しい。

そこで、汎用品を使用し、それなりに作ってみようと思った。

いや、最初は100均で揃えようと思ったのだが、汎用品に良いモノがあったから、急遽、それを買ってしまった。

調達したもの

自分で購入したものはクレトム社製の「インテリアバー」と言いまして車の座製上部にある手を掛ける所、にうまくセットできるようないわゆる物干し竿」です。(ちなみに普通にオートバックスとかで打っていると思います)

クレトム KA-54 車内インテリアバー プラス 車内のスペースを有効活用!釣竿サーフボードなど車内積みに最適【FJ】

(「手を掛ける所」というのは上の写真を見るとわかると思う。手を掛ける所に引っかけられるように出来ているのだ。)

これが2本必要(前後いるからね)

これは標準品なので長さ900mm~のようなのですが、705mm~のショートもある。

これは、手を掛ける所に巻き付けて使うのだが説明が難しい。

(結果論だが、この「前後散り付けパーツ」は使ってみたが全然ダメダメで外してしまった。)

あとて写真を見せるので見れば一発でイメージがつくハズ。

専用の固定輪ゴムもあり、これが1セット650円位したか。。。。。無知と言うのは時に大馬鹿なものです。

繰り返しますが、太目の輪ゴムで代用できます。

なお自分はNET通販を使わず、全てをホームセンターで買ったのでかなり費用がかかった。

全部で6000円位しかたな。

皆さんは前人の轍を踏まないように、要領よく立ち回ってください。

ほかにも、洗濯ばさみ10数個、パジャマ用のゴム紐、マジックテープの付いたリボン6本などなどは100均で購入している。

まずは第1次、完成状態

とりあえず、全てのパーツを使用し、セットした。

奥はロッドのティップ側を乗せる。

手前はリール側を乗せる。

先のリアシートの「手を掛ける所」に2番目の「前後取付パーツ」をセットしている。

写真を見る限り、すごく良さそうに見えるが、実際に使ってみると全然ダメ。

この前後取付パーツの長さは50センチ程度。

すっげー短いのだ。1m位あれば使い物になると思うのだが、全然使い物にならなかった。

左右の固定がリアシートの「手を掛ける所」のみなので、ロッドを実際に乗せてみると重さで手前が下がってきてしまう。

1本2本なら問題ないが、リール付きを5本とか載せたら手前の重さで、ひっくり返るんじゃないの?という位、使い物にならない。

ちなみに青と白の縞々のリボンはマジックテープになっていて、ロッドのリール部分に巻き付けて固定するために取り付けた。

奥のインテリアバーには洗濯ばさみを多数つけて、間にゴムバンドを通した。

バーとゴムバンドの間にティップを通せば、多少手前のリール部分が重くても、ゴムバンドがあるおかげでひっくり返ることは無い。

この辺は、おそらく皆さんも自分で自作する過程で同じような考えに至ると思う。

ただ、それ以上に使い物にならない理由があり、、、

それは、リールがある側のインテリアバーは、車のハッチバックのドアを開けて、相当奥まった部分にあり、手を伸ばしてもインテリアバーに届かないのだ。

従って、カーゴ内に自分が乗っからないと後ろ側のインテリアバーに届かない為、非常に使い勝手が悪くなってしまった。

「これはダメだな。。。。」

ということで、後ろ側のインテリアバーはもっと手前、ハッチバック側にもってこないと、とてもじゃないが使えないということがわかった。

なお、この状態で旧江戸川のバチ抜けでロッド2本を積んでいきましたが、とてもじゃないけどロッドのセット、取りだしが面倒でやってられませんでした。

第2案でお買い物。。。

さて、良い方法をWEBで見つけたが、どこのWEBか、わからなくなってしまったので、端的に言うと、インテリアバーの手掛けに引っかけるプラパーツ部分に穴を空け、

アルミ板をU字型に切り取り、ビスで固定し、アルミ板はピラーの中に入れて固定するというもの。

で、ホームセンターでアルミ板0.5mm厚とビスを購入。

さぁ、やるかとなった時に、Dピラーに刺せる部分が無い、という事が判明。

無理すればなんとかなりそうだが、ちょっと考えてしまった。

アルミ板とビス。650円程でしたけどね。それ以上に車を再度観察したら、取付ができそうな方法が見つかり、ムダな出費を反省することになってしまった。

第3案:満足度の高い完成状態

何のためにあるのかはわからないのだが、自分の車、フィットシャトルにはハッチバックを開けると天井の左右に金具が仕舞われている。

プラカバーで仕舞われているのだが、カバーを開けたら金具があり、ここに固定できそうだな、

と思い、早速試してみた。

天井から左右のプラスチックのカバーが空いているのがわかるが、この中に固定金具が入っている。この部分にインシュロック数本で、インテリアバーを固定しました。

今度は逆に、ちょっと手前すぎかな、と感じましたが案外イイ感じでこれで完成状態になっています。

実際にロッドを乗せてみました。

 ↓ この下の写真は、ティップ側のインテリアバーのセット状態です。

   あまりカッコよくないですね。

うんうん、まぁそれなりにイイ感じ。

ちょっと、カッ飛ばして急ハンドルとかしてみましたが、全然安定しています。

2点、惜しいところがあります。

後ろのインテリアバーがあまりにハッチバック寄りになってしまったため、

8ft以上の長さのロッドの場合、リールはバーの中側にしなければなりませんし、これらはワンピースでのセットはできませんでした。

つまり、2ピースにして畳まないとセットができないということです。

一方、アジングロッドとかの7ft以下のロッドですと、ワンピースでのセット、インテリアバーの外側にリールを置いても、マジックテープで固定をしっかり行えれば問題無い事もわかりました。

これは重要ですわ。

なお、一見、ロッドのエンドが車体から大きくはみ出しているように見えますが、うちの車は、ハッチバック部分のガラス面が湾曲していて

20センチくらいまでは、はみ出していても問題なくハッチバックのドアを閉められます。

うんうん、実にイイ感じ。。。。これで完成です!!!

反省

前の車、ミライースの前は、日産リバティに乗っていたのですが、これは布ベルト式のロッドホルダーを使い、それなりに快適に使っていました。

その当時の布ベルト式のロッドホルダーもセットしてみたのですが、ちょっと上手くいきませんでした。そんな事もあり今回の方式に至っているのですが、それなりに上手くいきました 。

ティップ側のインテリアバーに白い洗濯ばさみと白いゴム紐を使っていて、エラい見っともないと思っていますが、黒い洗濯ばさみなんてなかなか無いんですよ。それに黒いゴム紐もダイソーには置いていませんでした。

この部分は、いつか交換するしかないなぁと思っています。やっぱカッコ悪いもんね。

今回の方式はインテリアバーの上に乗せる感じでロッドを置くのですが、普通はぶら下げる形で置くものが多いです。

その方が作りやすいかもしれませんが、車高が低い車ですとちょっと頭にロッドが当たりそうになります。今回は、バーの上に乗せる方式なので助手席の人も頭にロッドは当たらない位置にセットできています。

こういう配慮も案外重要かもしれません。

第3案の完成状態での価格ですが、

インテリアバー×2本:約2000円(NET通販価格)

洗濯ばさみ(竿に挟めるタイプ)×7~8個:100円(ダイソー)

ゴム紐(8mm幅、1.5m)×1:100円(ダイソー)

インシュロック(大型)×4本:100円(ダイソー)

マジックテープリボン3本入り×2:200円(ダイソー)

おお!、3000円もあれば完成まで出来そうですね。

でも、無駄な買い物も沢山ありました。

おそらくそれだけで4000円位使っていると思う(泣)))

ま、そういう反省はありますが、次の週末から早速使っていきます。

よろしければ皆さんも参考にしてみてください。

デハデハ

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