天気予報は良かった
さて、週末である。とはいっても土曜日は朝から所用があり、自宅近くに居なければならなかった。
天気予報を見ると土曜日は晴れ、日曜日は曇り、風はほとんど無く微風の予報。
ならば、「行くしかない」と思うわけです。
どこへ?
過去の釣り記録をみるとわかるのだが、4月はほぼ釣れていない。
もう、なんも釣れていない。
データからわかっていた事なので、確実性の高い釣りをしたかった。
だから、「サビキ」ならイケるんじゃないか、
そう思って、カゴ釣り用の仕掛けを揃え始めたのだが、
よくよく考えると、朝マズメで魚が回ってきたら遠投ではなく、足元の釣りの方が強い。
だから、ファミリーサビキとかの仕掛けも買っておいた。
電気浮きで、この仕掛けを投げてもいいだろう、という目論見も働いた。
もう鼻息MAXで完全に「釣って持ち帰るモード」に入っている。
冷凍コマセのブロックは4つも買っていた。
夕方から朝までやることを考えると、それくらいは必要と思っていた。
向かう先は乙浜港
どこへ行く?
それは、陸っぱり釣り師の永遠のテーマ。
メインは「カゴ釣り」なのだから磯でもいいかと思っていたのだが、
夜中一晩、磯で釣りをやるのは体力的にハードすぎるのでやはり漁港がいい。
夕マズメ、朝マズメに確率的に、魚が回ってくることを考えると乙浜しかないだろう、
と思う。
ちょっと一晩過ごすには、周りに店がなんもないのが欠点ではあるが、
10分車で走ればセブンもある。
そういうことを考えながら、土曜日14時に出発。
17時頃、乙浜港についた。
相変わらずの激混みっぷり
うんうん、やっぱ道路側は混んでいるね。
そうでなきゃね、これなら朝夕にはアジも回ってきているから、すなわち釣れているから混んでいるのだろう、と思う。
こっち側は当然入れない。
無理すりゃ1人位は入れるが、派手に道具を広げるし、2本は出すつもりなので、
向こう側かな。。。
で、向こう側は、、、、
手前の人は消していませんが、注目は手前では無く、奥の向こう側の岸壁。
到着時は釣り人でビッシリだったが、これから帰る人がほとんどだろう。
朝マズメは、待っても場所は空かない、
混んでいる釣り場こそ、夕マズメ前に帰る人はけっこういるものだ。
それは「うみかぜ公園」とかでも同じなので必ず場所は空く。
この段階でも帰り支度している人がいくらか見えたので「じゃ、行ってみましょう」ということで向こう側の岸壁に行く。
用意
で、向こう側の岸壁ですが、場所は、いくらでもあった。
とりあえず派手に広げて用意する。
2008年に買った安物のサビキ釣りの竿。
つまり、小さかった「まこちゃん」を釣れて初めて釣りに行ったときに買った思い出の竿なのだ。
と、いうことはすっかり忘れて倉庫にブン投げていたものなのだが、ボロボロなんだけど、前回、正月もこのロッドを使っていた実績があったのだ、これでもいいや、っという感じで持ってきていた。
この記事の時と同じタックルです。(リールは違いますね、まぁ似たようなものですが。)
リールはシマノのエアノス3000かな。全然今でも使える。
ラインはPEが巻いてあったが、いつ巻いたものかわからない。太さもわからないが、まぁ「サビキ」ですから、、、、なんでもいいでしょうということで。
ただウキ止めゴムがスカスカで全然固定できないので即興でリーダーを10m位用意した。
仕掛けは6連の針が付いたピンクのサビキ。
仕掛けの上には、プラスチックのコマセカゴ、重りは5号のナス重り。
ま、そういうのはどうでもいいわな。
スタート、夕マズメは、、、
日没前から、このロッドでコマセを巻いているんだが、魚が全然寄ってこない
というより、いない(泣)))
魚の寄り具合を見るために、コマセをヒシャクで巻いて、沈むのをしばし見る。
こういうときには、眼鏡屋のZoffで買った度付きの偏光眼鏡はおおいに役に立った。
沈降するコマセをかなり深く沈むまで見ることができた。
※NET通販だと偏光への変更は難しいかもしれませんが、店舗なら簡単に手続きができます。標準眼鏡にプラス5000円で偏光度付きにすることができます。
で、夕マズメは自分は魚を見ることが無く辺りは暗くなり電気浮きの釣りに突入。
夜間、、、
暗くなって周りを見ると、あれだけ居た釣り人は、4組位しか残っていないかった。
場所なんて選び放題ですね。
いつも思うのだが、
コマセ籠に入ったコマセは「調整は効く」ものの、だいたい投げて着水して「グン!」とカゴから降り出したら全部コマセは出てしまっていると思っている
コマセが出てしまったら、そっから3分もしたらコマセは海中で拡散してしまうだろう。
その効果も、せいぜい3分と思っている。
だから、キャスト後、5分程度で頻繁に投げなおしをしている。
で、体力が奪われ投げっぱなしで放置になる。
そんな電気浮きがあっちこっちに浮いていた。
まぁ、、、、誰も釣れていないんだわ。
あまりに釣れないので仕掛けをあげておいて、コンビニにいったり、白間津に行ったりした。
白間津は、ベイトがけっこう入っていて、トンカツサイズのアオリイカも見ることが出来た。
ここではアジングタックルで投げたがベイトは10センチもないサイズなので針掛かりするハズもない。
でも1時間程、ここで投げていたかな。
で、再び乙浜に戻る。
もどって、再度コマセ仕掛けで投げる。
そんなことを繰り返し、ひたすら朝マズメを待つ。
朝マズメ、
ここまで、上の写真にあったサビキ竿でやっていたが、
AM4時前位から、5.4mの長さの本格的なカゴ釣りタックルを投入。
12号の電気浮きと重りで遠投するのだが、
日曜日とはいえ、朝は船の往来もあるので、あまり遠投はできない。
船の様子を見ながら、仕掛け回収の頻度が多くなるが、その合間で電気浮きが沈んだ。
合わせると魚の感触。
キタ━(゚∀゚)━!
あ、、、、
君ですか。。。。。。。
そうだよ、エサ釣りはこういうのが釣れるんだよね。
このフグはサビキ仕掛けの一番下にある空針に付けたエビ餌に喰いつきました。
このフグが3連続。
うーん、勘弁して。
一方、足元サビキ仕掛けは全然釣れないので、最終兵器を投入。
何年振りだろうか、、、トリックサビキを使うのは。
何年振りというわりに、ちゃんとこういうのも家にはあったので持ってきていた。
いわゆるトリック用バケツです。
バケツの脇に小皿が付いていてトリックにコマセを付けやすくなっている。
まぁ、はじめからこういうケースも想定していた、ということです。
で、トリックサビキを投入した効果はすぐに出た。
ん?
トウゴロイワシ?
こんなんでも、数が釣れれば、と思っていたが、トリックの針は6号なので針が大きすぎ全然針掛かりしない。
ま、トウゴロを大量に釣っても仕方ないのでそれはそれでいいか。
他、、、、
あ、、、君ね。
コマセを巻くと15センチ位の魚がけっこう寄ってきていたのだが、全部この子の模様。
海タナゴも3匹位釣れました。
これらの外道はオールリリース。
う~~~ん、アジは回ってきていないようですね。
岸壁には、けっこう釣り人がビッシリいましたが、誰もアジを釣っている人がいる感触はありませんでした。
ま、、回ってこないんだから、、、仕方ないよね。
時刻は7時半。撤収です。
最終的に陣取った場所は岸壁の先端でした。
潮通しも良く、常に電気浮きは派手に流される状態だったので場所としては悪くは無かったと感じています。
一瞬、朝はメタルジグの方がいいかな、とも思いましたが青物はコマセに反応しますからね。
アジも青物も回ってこなかった、ということでしょう。
反省
アジが釣れないのは仕方ない。だって、いないんだからね。
トウゴロが回ってきているのは良いニュースと捉えます。
白間津でも港内にはトウゴロがかなり入ってきていました。
このトウゴロを追いかけてフィッシュイーターが来るものですからね。
タイミングが良ければ、おおいに期待はできるでしょう。
それにしても、コマセのエサ釣りは体力を猛烈に使う。
もうルアーの比じゃないですよ。
キャストの度に座ってコマセ入れてを繰り返しているのでスクワット運動状態です
荷物も非常に多いし、片付けも大変だし、ゴミも派手に出るし、、、
釣れればその苦労も報われるけど、今回のように釣れないとひたすらに疲労が貯まりますね。
まぁ、今回釣れませんでしたが、その記録はなるべく残そうと思ってます。
釣れなかった釣りもデータの一つですからね。。。。
で、帰り。。。。
先ほどまで乙浜に居たのに、何故か勝浦に出没。
基本的に「釣れなかった時」は、なるべく下道で帰るようにしています。
だから、南房から北上して鴨川から木更津へ抜けるかと思ったけど、勝浦まできて朝市をブラブラすることにしました。
あまり欲しいものは無かったのですが完熟トマトが妙に旨そうに見えたので購入。
他、イカの塩辛とか、、、、
ここへ来る途中、鴨川でも前回食事した店で、アジの干物(巨大)をお土産にしました。
この記事の中で昼飯で寄ったお店です。
干物のアジは30センチ位の大きさで旨いんですわ(お気に入りのリピート)
ちなみに店内で食べても超旨いです。
骨出汁がまぁ超絶旨いです。これ依頼、干物食べたら残りかす(食べない頭の部分とか中骨とか)は、お湯で煮だしてちょいと醤油たらして骨湯で楽しんでいます。
昼飯
「かつや_瑞江店」で、タレカツ相盛り丼 & 豚汁
旨かったです。腹一杯、、、、
今後の予定
さて、どうしようかなぁ。
自分のブログ記事から4月の釣果を見ると、イカですねぇ。(あまり釣れていないけど)
ま、次回はエギングをやりますかね。
5月には青物も始まっているようなので、
エギング&ショアジギングのランガンとなりますか。。。
ギャンブル性の高い釣りになりそうですが、ボウズを繰り返しても1発釣れればOKということです。
いよいよ、オーバーゼアの109MHを出しますか。。。。
デハデハ。。。
コメント
こんばんは┏○ペコッ
乙浜行かれたのですね。
乙浜は道路側で夕まずめから夜しか釣れないイメージです。ただタイミングが良くないとあそこは入れませんが・・・
Sさん>こんばんわ!確かに道路側の常夜灯下は鉄板場所ですね。もっとも場所に入るには相当の運も必要です。
今ではすっかり元通りで閉鎖されていた時の面影は無くなりましたね。
どうしても入れない時は真ん中堤防の先では無く途中の常夜灯周りがおすすめです。
そこは今回は空いていました。前回は、夜間はその常夜灯下が相当釣れていた模様でした。
自然相手なので難しいところがありますよね。それも含めて釣りだと思ってお互い楽しみましょう(笑)